ルナ　サイクル（「Ｎｅｗモデル情報｣　2013

　ＭＡＶＩＣの2013-14年モデルのプレゼンテーションおよび体験試乗会が行われたのでご紹介します。今回は先駆けて発表されたコスミックカーボン40・クリンチャー（以下：CC40C）が主な新アイテムです。プレゼンテーションもCC40Cが中心でした。日本に発表プレゼン用ホイールが一番多く支給されたそうですが、それでも、５ペアという事で非常に貴重な体験試乗でした。CC40C以外にも定番のキシリウムSLSやTT専用のスペシャルホイール：コスミック　CXR80T。そして、個人所有（店頭体験試乗用）のR-Sysの実質、初走行となりました。
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2013年4月24日　ショップ・スタッフ向けMAVICホイール体験試乗会 in 日本(修善寺) CSC


午前中に新しく建てられた伊豆ベロドローム（室内250ｍバンク競技場）内のミーティングルームでCC40Cに関してのプレゼンテーションを受けた後、午後より実走行に移りました。個人的には修善寺CSCは久しぶりです。（少なくとも、店を開業してからは行っていないので１０年ぐらいぶりです）

用意されたレーサーはマヴィック・イエローに塗られたグラファイトデザイン製の最新カーボンフレームでした。ウェットにも強いCC40C。試乗時は幸運？にもウェットとなりました		コスミック　カーボン　40　クリンチャーアルミが骨組み構造にあるため強度があり、ブレーキ熱の放熱性に優れています。フルカーボンに拘らない結果、逆に軽量化に成功したそうです。そして、ウェット時の制動力はかなり高いレベルに仕上がってました

コスミック　CXR80T 　こんな機会でなければ、決して試せないスペシャルなホイールです。スピードが乗ればエアロ効果が発揮されます。ただ、驚いたのが走り出しが予想外に軽く感じました		ホイールに注目しがちですがマヴィックは近年、タイヤも自前供給しています。どのホイールもウェット路面（天候：小雨）にも関わらず、安定して走れたのはタイヤのグリップが安定しているほかありません。ホイール・リムメーカーが考えたタイヤに関心しました

レーサーを店頭試乗用に組上げたアンカー・RL8に換えてR-SysとキシリウムSLSを試してみました R-Sysが採用するカーボン製のトラコンプ（スポーク）は押しても引いても変形しないので、上りと下りしかない修善寺CSCのコースには向いています。ダンシングしたときに、トラコンプ（スポーク）の特徴が明らかに解ります。変形に強く特に縦方向に強いのでダイレクト感があります。ただ、カーボン素材を採用し、軽量だけを謳っているホイールという訳ではありません。ロードレース全般に使用可能ですが、得意フィールドはヒルクライムでしょう。　次にキシリウムSLSを試しました。これはもう完成の域に達しているかのように完成度が高いホイールです。アルミ製のジクラル（スポーク）採用のキシリウムSLシリーズは、販売から１０年ぐらい経ちます。総合的にバランスがよく、全ての状況・場面に対応可能なポテンシャルを感じられます。ちなみに、前輪をキシリウムSLS。後輪をR-Sysにすると（エグザイット2加工が無い）キシリウムSLRのようになります。R-SysかキシリウムSLシリーズをお持ちの方は前輪、もしくは後輪だけ交換して使ってみるのも面白いと想います